魔獅子と聖女と吸血鬼 04話 朧に霞む森・05話 友達のいない街のストーリーまとめ&感想

本当の友達、イポスたちの奮戦、アイムたちの新たな伝説

04話 朧に霞む森

イポスの傭兵団との合流

霧が晴れて視界が開けた頃、傭兵団がソロモンの支援として合流する
囚われていた人々を街まで送る傭兵団
イオドは自身について語る

回想…
アクィエルとは因縁の相手であり、何度も戦ってきた
あと一歩というところまで追い詰めたイオド
そこに部下のアザトが現れ、治癒を申し出る
治癒装置レナトゥスを用意するがイオドは使用を拒否する
しかし、この中にイオドとアクィエルを捕獲するというアザト
イオドは閉じ込められてしまう
…ここまで

レナトゥスというのが棺桶
実際は治癒装置ではなく、魂を混ぜ合わせる装置だった

バルバトスの予想

イオドは幻獣の姿になり、アクィエルは記憶を失う
彼の言う「友達」は街に居ると話すイオド

回想…
襲われた盗賊はとっさにアクィエルと自分は同じヴィータ、友達だと言う
友達という概念を知ったアクィエルは盗賊と親しくなる
アクィエルの力を悪用し、金を稼ぐ盗賊
そこに盗賊団が現れ、稼いだ金を巻き上げられてしまう
盗賊団を撃退するアクィエル
盗賊は金を隠しに行く、と言いながら去り、アクィエルには古城で待っているように伝える
…ここまで

盗賊はアクィエルの力を恐れ、戻ってくることは無かった
その後もアクィエルはヴィータを友達として信じたが、裏切られてきた
そんな中、唯一心を許しているのがココという友達だった

情報を集めるイポス
ココは王都出身であり、幻獣に家族を殺された過去を持っていた
守ってくれなかった傭兵団とソロモンに恨みを持つようになったココ
騎士団の居ない村で騒動を起こすことで傭兵団たちをおびき寄せていたのだった
吸血鬼に幻獣を捕らえさせ、ヴィータも餌にするために捕らえた
つまり、人として壊れてしまっている
ソロモンに詳細は知られないよう、ココを始末するよう指示を出すイポス

回想…
棺桶を探して古城にたどり着いたココはアクィエルと出会う
力を貸してほしいと頼むココ
家族を殺した怪物、そして見殺しにした連中に復讐したいという
アクィエルはそういったことに付き合うのは疲れた、と断る
しかしココには覚悟があるといい、自分の腕を刺す
友達としてアクィエルのそばにいると約束し、血を差し出す
今度こそ「本物の友達」ができたアクィエル
…ここまで

イオドの思いを組むソロモン

街には一緒に行けないというイオド
棺桶は破棄され、ヴァイガルドに流れ着いたらしい
アクィエルはメギドとしての記憶を全て失っている状態
そこをココに利用されている

イオドの意識は限界を迎えていた
召喚を試みるソロモンだが、他の魂と混ざっているため失敗
ただの幻獣になってしまった元イオドを倒すソロモンたち

回想…
一度棺桶に入ったイオドはアクィエルに助け出された
だが、アザトが用意した混成体によって深手を負い、自我を失ってしまう
レナトゥスの中にあえて入ることで両者の復活を願うイオド
その時に真の決着をつけるつもりだった
…ここまで

パエリの屋敷に現れるイポスたち
ココを捕らえ、共謀者に自白させる
パエリは信じないがイポスがココの罪を説明する
観念するココの元にアクィエルが救助に現れる

05話 友達のいない街

一緒に逃げようとするココ

アクィエルはイポスたちを吹き飛ばし、棺桶を開けて幻獣を呼び出す
そのスキに逃げるココたち
イポスは後衛部隊にココを攻撃するよう指示する

街にたどり着いたソロモンたち
傭兵団の伝令が現れ、街に幻獣が放たれたと伝える
幻獣を倒しながらココとアクィエルを追うソロモン

幻獣を倒していくアイム
街の人々はまだフライパンの聖女の石像に祈っていた
幻獣の攻撃を受け砕ける石像
怒りを感じるアイムに対して指輪が再召喚の光を放つ
聖女の石像があった場所にアイムを再召喚することに
アイムの他にフラウロス、ヒュトギンも加勢として召喚
ハイドロボムを駆使して幻獣を倒していく

見限ろうとするココ

追い詰められたココはアクィエルを見捨て、古城で待つように言う
拒否するアクィエルに対して役に立たないから友達ではないと言うココ
一人で逃げ切ろうとするが、棺桶から出てきた幻獣に攻撃される
アクィエルが駆けつけるが事切れてしまうココ

幻獣の猛攻にさらされ消耗するイポスと傭兵たち
しかし背後にはヴィータの避難場所があるため退くことはできない
最後まで抗戦するイポスだが力尽きてしまう
その時激励するリムの声が聞こえてくる
かつて魔獅子と呼ばれた傭兵時代を思い出すイポス
まだ戦える、というイポスの想いに応えて、ソロモンは再召喚する

幻獣を掃討するリジェネレイトされたイポスたち
ソロモンはアクィエルの元に駆けつける
語りかけるがアクィエルは何も信じられない状態になっていた
棺桶からアクィエルを守っていた者が正体を現す
それは魂の混成体だった
裏切られ続けたことにより、世界を壊そうとするアクィエル

アクィエルとの再会を願う

アクィエルが存在する限り、混成体は何度でも復活する
棺桶の中にアクィエルと混成体を戻し、アクィエルの魂だけを召喚することを提案するソロモン
決して独りではなく、イオドという友達がいたはずだと話す
それをきっかけにメギド時代の戦いを思い出すアクィエル
彼こそがずっと近くに居た友達だったのだ

もし召喚に応じてヴァイガルドに戻った時にはすべての人々と友だちになると言うアクィエル
棺桶の中で少し眠ることに

数週間後
復興作業を手伝うイポス
棺桶はアジトに保管しており、召喚はまだ少し先になると話すソロモン
アイムと一緒に中央広場に行くとそこにはモップの聖女とお付きの8人の像が作られていた
自分の石像が無いことに怒るフラウロス
何か大きなことをやって見返してやろうとヒュトギンに提案する
例えばプロメテウスのように歌ってみたり…

ハイドロボムのみんな

ソロモンはアイムの買い出しを手伝うことに

感想

イポス…かっこいいじゃねえか!自分だけが泥をかぶって大将に凄惨な部分見せないようにする。なかなか出来ることじゃないですよね。

ヴィータたちの避難場所を背負っての孤軍奮闘にも痺れました。

ソロモンからフォトンの支援無しで幻獣と闘うのは相当にキツイはずなのに…。

後はハイドロボムの仕様がストーリーの中で自然に描写されていたのが渋いッス。

さらにリジェネレイトされたアイムの元にサポートとして召喚されたフラウロスとヒュトギン。

最後に歌の話に触れておき、そこからハイドロボム勢による歌がスタートするという完璧な流れ!

ゲーム内の仕様や戦闘のルール、演出も自然にストーリーに織り交ぜていく所がいいですねえ、メギド72。

今回もなかなかエグい描写がありましたが、家族を殺されて壊れてしまったココの罪とは…。

そもそも家族が殺されなかったらあんなに歪む事も無かっただろうか?

だからといって許される行為ではないのですが、一概にココだけを責めるのも違うような…その辺りも考えさせられる物語でしたね。

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コメント

  1. コンブ より:

    今回のイベントストーリーは結構重かったですね・・・。
    イポスCのキャラストーリーも重かったですし。
    イオドは何かのきっかけで再登場して欲しいと思いました。

    • ナカジマ より:

      ちょっと重たい雰囲気ありましたが…
      救いのない話でもなかったので最後までしっかり読めました(^ω^)
      イオドは普通にカッコいいですよね!
      本当はどんな姿なんだろう?

      イポスのキャラストもチェックしてきます!