ウェパルとジオの選択した道とサルガタナスとの決別
ウェパルR キャラストーリー後半
港町にて
街の人に避難を勧められるジオ
自分は王子だと打ち明ける
この港町に居たのは婚約者から逃げていたから
フォトンに対して理解のあるウェパルに惹かれるジオ
そこにジオの婚約者が現れる
豚扱いするウェパルと口論に発展
ジオとウェパルはその場を去っていく
海にて
小舟に乗り込むウェパル
あの渦に一緒に飛び込んで欲しいと言う
渦の向こう側、メギドラルに連れていく、と
一緒に行くか、港町に残るか選ばせるウェパル
ウェパルはジオのことが好きだと打ち明ける
ジオはメギドラルへ行く決心がつく
しかしゲートに向かう途中に幻獣が現れる
メギドの力を使って倒し、ジオをゲートの先に逃がそうとするウェパル
メギドラルにて
ジオがウェパルを引っ張り魚の群れに隠れてゲートをくぐり、メギドラルに到着する
サルガタナスがそこに現れる
挨拶するジオを下等生物と呼び、拘束するように言い放つ
ヴァイガルドでの生活について感想を聞く
サルガタナスはジオを切り刻んで殺すと言う
受け入れられないウェパルは激昂
ジオをヴァイガルドに帰そうとする
ウェパルはメギド体に変身し、雑魚メギドを蹴散らす
ヴィータ体に戻り、二人でヴァイガルドに戻ろうとする
ウェパルが追手と応戦し、ジオは逃がすことに
二人はヴァイガルドで一緒に暮らすことを約束する
計画を台無しにされたサルガタナスはウェパルを殺すより酷い目に遭わせるという
激しくぶつかる二人
幼い頃に交わした約束について口にするサルガタナス
しかし実験体に自分を選んだのは失っても惜しくな存在だからだと言うウェパル
幻獣はサルガタナスが放ったものだった
メギドの力で幻獣を倒せば護界憲章に抵触し、ウェパルは消えてしまう
ヴァイガルドでメギドの力を使った時に「何が起こるか」を確認する実験でもあった
つまりサルガタナスは最初からウェパルを始末するつもりだった
戦いはサルガタナスの勝利で終わる
ウェパルをヴァイガルドに追放すると言う
再改造してメギドの力は使えなくなり、保管しておいたメギド体も破棄された
ソロモン王を探してメギドの力を取り戻すと言うウェパル
サルガタナスは冥土の土産、と秘密を漏らす
ヴァイガルドにはソロモンの指輪のレプリカしかなく、本物はメギドラルが保有している、と
転生せず、そのままの姿でヴァイガルドに戻ったウェパル
浜辺で倒れていた所を助けてくれた漁師にジオについて話す
しかしジオのことは知らず、行き倒れていた人も居ないという
そして王家は100年ほど前に継ぐものが居ないせいで滅びたとも
ゲートを通る時に肉体ごと凍結されていたため、100年が経っていた
ジオにはもう二度と会えないと理解し、涙するウェパル
漁師の男から町に伝わる伝説を聞く
一人で海を眺めていた男の話
海岸に流れ着いた人魚を助けた男は一目惚れをして、人魚も男に惹かれた
恋に落ちた二人は人魚の国へ行く
しかし許されない恋は反対され引き裂かれてしまう
戻ってきた男は一人で今のウェパルのように海を眺めて暮らしていたという
二人で暮らす、という約束を果たすために
漁師は結末が無いのは人魚が戻ってきて、幸せになったからではないかと考えている
成就した恋は物語としては語り継がれないから
その結末を気に入るウェパル
ヴァイガルドの海を眺めながらハルマゲドンを止めることを決意する
それはウェパル自身との約束でもあった
人魚の物語をこの世界にずっと残すためにも
ジオを想い、海を眺めるウェパル
感想
泣ける。ウェパルのキャラストーリーは非常に評判が良いですが、それにも納得です。
こんな悲しい想いをしていたとは…。今回はウェパルの視点で進んでいったけど、ジオも辛いですよね。
いつまでウェパルのことを待っていたのだろうか。
しかし王子ということもあり、後継ぎのことも考えるとどこかで結婚しないといけなかったのかも。
それにしてもジオの婚約者よ…。確かにあれは逃げたくなっちゃうね( ³ω³ )
そこからソロモンに繋がっていって、そのソロモンに召喚されることになったウェパル。
よほど強い運命の結びつきがあったんでしょうね。
サルガタナスは終始ブレないというか、いかにも純正メギドという立ち振舞です。
ウェパルへの湾曲した一方的な想いがちょっと怖い。いや、だいぶ怖い。
読み進めるうちにウェパルが好きになってしまう物語でした。
また6章のストーリーを読み直したいと思います(^^)