あるヴィータとの出会いを通じてさらに強くなるハック
ハックのキャラストーリー
森にて
ハックの鍛錬を受けるマルチネ
なぜそんなにヴィータの体についての知識を得たのか不思議に思う
マルチネが追放されてからヴァイガルドに渡り、ずっと旅を続けていた
そしてヴィータと触れ合い、効率的な鍛錬と食事を理解していく
時には失敗することもあった
回想…
ヴァイガルドで訪れた8番目の村にて
村人たちはうずくまって苦しみ、殺してくれとハックに頼む
森の主から呪いを受けているという
ハックは村人の筋肉に触れ、体の情報を読み取る
原因は姿勢、そして食事
ここまで歪になるほどの姿勢をなぜ取っていたのか?
村人たちを正しい姿勢に矯正し、感謝されるハック
実は村人は森の主に捧げ物を求められている
そして食べ物を捧げる時に土下座のような姿勢を強要される
森の主さえ居なければ良いと考えたハックは幻獣の討伐に向かう
森にて
死後数十年は経っている幻獣の骨を見つけるハック
そこに村人も現れる
すでに森の主は死んでいたが、捧げ物の風習だけが残ってしまっていた
村にて
問題は解決したため、ハックは旅立つことに
村人たちはハックを恩人として扱い、村長になって欲しいと頼む
しかしハックにはヴァイクラチオンを伝えるという目標がある
ヴァイクラチオンを教えてくれと願う村人たち
全員を弟子として鍛え始める
村に来て一ヶ月、村人たちにも筋肉が付いて表情も明るくなった
ハックはとある家に向かう
アルコの家にて
ベッドの上で同じ本を何度も読んでいる病気の少年
ハックはベッドの上でもできる鍛錬方法を勧める
本を買う金は無いが話はできるというハック
話を聞かせながらマッサージをすることで改善を試みる
強い心こそが体を治すと考えている
マッサージの後、アルコはゆっくりと立とうとする
足は前より動きやすくなり、立てるようになった
ゆっくり強くなればいいと話すハック
村にて
ゆっくりと歩けるようになったアルコ
師範になった男や村人はその姿に驚く
元気になるために必要なのは筋肉と強い心、そして太陽なのだ
しかしアルコに必要なものは遊び
村の子どもたちとかくれんぼをすることに
アルコの家にて
鍛錬の後、2人で食事を摂る
アルコは東の山の麓までかけっこで競争できるまでになっていた
ハックは軍団についても話す
部下たちは全員死んでしまったことも
一番の古株だけは生き延びたため、今も探している
村人たちはハックを家族のように想っている、だからこそアルコはハックをオヤジと呼ぶ
アルコは山登りに挑戦するという
翌日、山の頂上までたどり着くアルコ
しかしそこに幻獣が現れる
アルコは走り、村のみんなに知らせようとする
村にて
たどり着いたアルコは師範の男とハックに幻獣について知らせる
アルコはひどい傷を負っていた
ハックは村人に避難するように言う
そこに現れる幻獣、ハックはヴァイクラチオンで応戦する
幻獣をなんとか倒したハック
出血が酷く、目も見えなくなってきたアルコ
いつかオヤジと走りたかったと伝える
自分を責めるハックに、アルコは命をくれたという
謝りながら事切れるアルコ
自分を慕ってくれた者をまたしても失ったハック
アルコはハックにとっての一番弟子であり、師を超えた最初の弟子と認める
村を離れることにしたハック
今ではヨボヨボだったお婆さんがヴァイクラチオンの随一の使い手となり、村長に就任した
弟子たちはハックに感謝し、ハックはまた旅を始めた
…ここまで
兄弟子であるアルコを想い、涙するマルチネ
アルコと一緒に鍛錬するマルチネを見たかったと言うハック
もしかしたら2人を引き合わせてくれたのはアルコだったのかもしれない
そこに幻獣が現れ、自分の戦いを見て学べと言うハック
ヴァイクラチオンの妙技があれば幻獣など恐るに足らないのであった
感想
なんだこのハックを好きになってしまうストーリーは…。やはり筋トレこそが全てを解決するということか。
いつでも無理をさせず、自分のペースで鍛えることを勧めるのがまた良いですね。
ただの精神論だけでなく、論理的に鍛錬を進めていくこの男、やはり只者ではない。
しかしアルコの所はマジに辛い。あのままベッドの上で病気で亡くなってしまうよりずっと幸せな時間を生きたのですが…
この辺りから読み進めるのが苦しくて。
ハックはまたしても自分を慕ってくれた者を守れなかった、という想いを抱いて前に進んでいるんですね。
こんなん絶対好きになるやんけ!よーし、ハック鍛えよう。
すごく悲しいお話ではあるんですが、救いが無いわけでもなく、そしてハックが大好きになってしまうストーリーでした。
こういうのがあるからメギド72はたまりませんね(^ω^)
まずはハックとマルチネを星6に進化、そしてレベルを70に達成させるところまで頑張りたいと思います。